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80系ヴォクシー・ノア・エスクァイアや90系ヴォクシー・ノアのスライドにはシェードでは覆い隠せない所にドットセラミック(以下ドット)と言われる水玉のようなものが採用されており、トヨタの純正フィルムはその部分にはかからない事になっています。
純正のフィルムだとフィルムを貼っていない部分との差があるためできればドット部まで貼りたいと言われる事が多いです。
しかし、ドット部まで貼ろうとすると通常のフィルムでは糊の厚みが足らず、外から見るとドット部が浮いてしまいめくれの原因になります。
なので、施工店にお願いしても「ここは貼れない」「ドット部が浮いた状態で良いなら」と言われる事も少なく、施工店からしても「浮いて来た」「めくれてきた」といったクレームになりかねない言わば『施工店泣かせ』なのです。
↑90系ノアのドット部に通常フィルムを貼った画像です。中央あたりから付いていないのがわかります。
当社ではドット部も綺麗に貼り込む為に通常のフィルムよりも糊に厚みのあるドット対応フィルムを使っています。
↑90系ノアのドット対応フィルムを貼った画像です。浮き等はなく綺麗に付いているのが分かります。
ただ、このフィルムを使えば綺麗に貼れるという訳ではなく施工をするにおいて外さなければならないパーツのばらしや清掃・脱脂等といったきちんとした下処理をしなければいけません。
また、糊に厚みのあるフィルムをドット部に貼り込む為多少モザイクがかかったように白っぽくなる等のデメリットもございますが、普段運転する分には全く問題のないと思われます。
実際に施工したものが施工事例に載っていますのでそちらもご覧ください。
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