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「長く大事に愛車に乗りたい」「数年後も新車のようなきれいさで乗っていたい」
そんな気持ちで車の購入を検討されているオーナー様、既に乗っているオーナー様が沢山いるのではないでしょうか
そして愛車を長く大事にきれいに乗るためには、コーティングやプロテクションフィルムを思い浮かべる方がいらっしゃると思います
最近ではSNSやYouTubeなどで、自分でできるDIYの情報が紹介されてはいますが
実際にコーティングやプロテクションについて詳細に解説されているものは少ない傾向にあります
この記事では専門店の視点でコーティングやプロテクションの特徴・特性について解説いたします
目次
プロテクションフィルム(PPF)とは、厚みが0.15mm程あるの特殊ポリウレタンフィルムです。
柔軟性飛・収縮性に富んでおり厚みもあることによって、飛びや生活傷などの外的要素からボディを保護することができます。
グロスやマット調、最近ではカラータイプのプロテクションフィルムなども増えており
車体の保護だけでなく全体の雰囲気を変えることもできます
コーティングには、油脂系・樹脂系・ガラス系・ガラスコーティング・セラミックコーティング・自己修復セラミックコーティングの6種類があります
各々違った素材でできており油脂系・樹脂系・ガラス系などはカー用品店で購入できるものがあり
オーナー様ご自身で施工を行いやすい反面、持続期間がやや狭いものになっております
ガラスコーティング・セラミックコーティング・自己修復セラミックコーティングはディーラーや専門店などで案内されているもので
対候性・耐久性ともに高く、施工難易度(環境)も高くなります
メリット① 飛び石や擦り傷・生活傷からボディを保護できる
プロテクションフィルム(PPF)は、ラッピングシートなどに比べ特別に厚い(0.15mm)特殊ポリウレタンフィルムです。
このポリウレタンフィルムは伸縮性と柔軟性に優れているため、ボンネットやバンパーなどのパーツにもしっかりと定着します。
厚みと定着性により洗車で付く擦り傷や生活傷、さらには塗装にダメージを与える花粉や鳥糞、走行中に飛び石による傷などの様々な外的要因から、塗装表面を保護することができます。
さらに国内で流通しているプロテクションフィルムのほとんどには、フィルム自体に自己修復機能(セルフヒーリング機能)が搭載されています。
フィルムに付いた軽微な擦り傷であれば、太陽光やお湯などをかけることによって自然に傷が消えていく特長があります。
メリット② 紫外線(UV)をカットし、塗装の劣化を防ぐ
プロテクションフィルム(PPF)の中には、紫外線(UV)カット機能を組み込んだものもあります。
貼りアップのメイン商品であるXPEL社の「アルティメットプラス」では、UVを90%以上カットする組成となっています。
紫外線(UV)は、塗装の劣化や体色・変色に大きな影響を与えるため、劣化の起きていない状態でプロテクションフィルムを貼ることにより
それらのトラブルを防いだり、劣化のスピードを遅らせることができます。
メリット③ 剥がすことで貼る前の状態に戻せる
プロテクションフィルム(PPF)は再剥離性を持ち、剝がすことが可能なフィルムになります。
XPEL社の「アルティメットプラス」は、剥がす場合も糊残りも少ない仕様になっているため
ノリが多少残ったとしても、少しの清掃で貼る前の状態に戻すことができます。
デメリット① 一番大事なのは「ボディの保護」
プロテクションフィルム(Paint Protection Film)は、直訳すると「塗装面を保護するフィルム」です。
名の通りボディを飛び石や擦り傷、紫外線や汚れなどから保護することを一番の目的としています。
いかに伸縮性・柔軟性に富んでいるとはいえ、フィルムである以上限界があります。
事前に車両の確認を行い、部分的に分割施工を行っています。
継ぎ目部分やフチなどではフィルムそのものの厚みがあるゆえに、カーラッピングのようにパーツを包むのではなく
浮きめくれが起きにくいようにパーツのフチ手前までの処理になります。
そのため近くで見ると貼り分けた段差や隙間などが、どうしても気になってしまうということもあり得ます。
しかしプロテクションフィルムは、塗装のような仕上がりや見た目<車体塗装面の保護に重きを置いた商品になっているので
認識のずれに注意しなければいけません。
デメリット② パーツ形状によっては、施工できない場合もある
コーティングは液剤なので複雑な形状や取り外しの利かないもの、またどんな大きさであっても基本的に塗布することができます。
しかし、プロテクションフィルムの場合は3D形状や曲がりのきついパーツや鋭角のパーツには
フィルムの特性上また定着性の観点から施工できないこともあり、事前に車両を確認しながらの綿密な打ち合わせが必要となる場合があります。
デメリット③ 貼り付け後のメンテナンス・車両管理
プロテクションフィルムにも、耐候年数や経年劣化があります。
①車両が屋内保管であること②定期的な洗車をしっかり行う事③雨などでぬれた場合には雨粒がついたまま放置しないこと
などプロテクションフィルムの寿命を長くするために注意喚起させていただくことがあります。
メリット① 高性能な被膜により外的要因からボディを守る
コーティングを施すことで、塗装表面に1枚の薄い膜ができることになり
その薄い皮膜が黄砂や花粉などから、ボディの塗装面を保護してくれます。
ガラスコーティングでは、ガラス被膜の上に親水または撥水性能を持つトップコート層が形成されます。
洗車をしたときに水で流すだけで汚れが落ちていくので、洗車・メンテナンスの時間も楽しくなります。
メリット② 被膜による層形成によって艶感UP
高い透明度を誇るガラスコーティングはボディの濃色淡色問わず、どのタイプの車体も透明感のある艶が増します。
特に赤や黄色のなどのボディ色は色味を深く鮮やかに見せることができます。
メリット③ 安心の耐久性・持続性
ガラス被膜は熱に強く塗装表面への定着性も高いため、3年~5年程度の耐久性・持続性があると言われています。
しかし3年~5年という期間は、当然コーティング塗布のための十分な下地処理が行われていることを前提とし
定期的なメンテナンスを行った場合の年数になります。
メンテナンスを怠った場合には耐久性は半分以下になるといわれていますが、他のコーティング類に比べれば抜群の耐久性といえます。
デメリット① 洗車やメンテナンスが不要になるわけではない
ガラスコーティングは優れた防汚効果を発揮する商品ですが、ボディに悪影響を与えるすべての外的要素に対策されているものではありません。
たとえガラスコーティングを施していたとしても、放っておけばウォータースポット(雨染み)はボディに必ず付着します。
花粉や鳥糞などに含まれる有機酸や酸性物質は、コーティング被膜を貫通し塗装面も融解・浸食していきます。
ですのでガラスコーティングを施せば”メンテナンスは不要”になる、というわけでは決してありません。
コーティングを長持ちさせる・労わるためには、メンテナンスは欠かせない要素なのです。
デメリット② 傷がつかないわけじゃない
「ガラスコーティングを施工することでボディのを傷から守る」と打ち出された広告などを見る機会も少なくはありません。
しかし実際のところは、ガラス被膜自体は厚みが0.1~0.3ミクロン程度しかなく
いくら固い皮膜とはいえボディに傷は入ってしまいます。
洗車機の回転ブラシや手洗い洗車であっても同じで、専門店ではメンテナンスを行う際には細心の注意を払って洗車を行っています。
ガラスコーティングには優れた防汚効果と美観性の向上という、大きなメリットがある反面
ボディを傷や飛び石などから保護できるものではないのです。
デメリット③ 施工を行うパーツによって、定着性や持続性が変わるケースがある
ボディ全体の依頼の場合には、樹脂パーツやメッキモールなどにも塗布することがあります。
しかし含有する成分によっては、樹脂パーツやメッキ部に塗布すると変色などのトラブルを起こしてしまう可能性もゼロではありません。
よく確認されてからご検討ください。
プロテクションとガラスコーティング、どちらも各々の特性があり得意不得意があることを少しでも知っていただけましたでしょうか。
何を目的とするかでどんな内容がお客様の愛車にあっているかは変わってきます。
ガラスコーティングは高い美観性を重視するお客様へ。
プロテクションフィルムは紫外線や飛び石などの外敵からボディを保護したいお客様へ。
高い効果を期待できます。
その他気になる点やご質問・ご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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