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カーフィルム 暑さの違い 【YouTube】

お役立ち情報

当社の体感器でチョコレートの融け具合をテストしてみました~!

カーフィルムってどれを貼っても同じって思っていませんか~?
熱さを抑えるためには、濃いフィルムを貼れば涼しくなるってのは?半分正解で、半分不正解です。
濃くしたり色の濃さの調整って可視光線透過率と言って波長領域の380㎚から780㎚で凡そ真ん中付近の緑の領域から近赤外線の領域が人間が熱さを感じれる領域といわれています。
しかしJIS3107の資料には、目に見える光といって暑さには関係ないと施工業者でも思っている人もいます。
暑さ対策をするためには、遮熱性能が高いフィルムを選ばなければなりません。
フィルムの構造は、ガラスに接着する糊の部分に、紫外線吸収剤が含まれており99%以上紫外線をカットされます。
そして、ポリエステルに接着し片側のポリエステル表面にハードコート層が塗られています。
ハードコートは、傷がつきににくくするためのものであり、ハードコート層に赤外線吸収剤(レアメタルなどの鉱物)コーティングされており
熱を吸収するものが、遮熱フィルムと言われています。スパッタ系や蒸着系の反射系フィルムは、更に遮熱性能が高いフィルムです。余談です(苦笑)
性能を確認する数値として、遮蔽係数と熱貫流率があります。
遮蔽係数は、0.5を下回るフィルムは、暑さの違いを感じやすい性能を発揮します。今回の動画でも、スーパープレミアムプランは遮蔽係数0.51 です。
熱貫流率は、良く建築フィルムのカタログ値ではお目見えしますが、自動車フィルムでは、カタログ値で出してません。
またまた余談ですが、世の中に断熱性能があるフィルムは、片手で済むくらいしか存在しませんが、お客様に遮熱より断熱って言った方が簡単に済むので断熱って言葉を使っている専門家は多く存在ますし、分かっていない方もいるかもしれないです。断熱は夏涼しく冬温かく、遮熱は、夏涼しく冬に温める効果は望めない違いです。

今回の動画では、当社オリジナルのご来店時に暑さの違いを体感してもらう装置でチョコレートを溶かしてみようと企画してみたのですが、融けやすチョコレートって中々無くて困りました。
また、融かすのに時間が5分以上かかってしまうと、スーパープレミアムプラン ウィンコスHCDシリーズが熱吸収が高くガラスが熱を持ったため割れてしまう事でした。

当社では現在、スーパープレミアムプラン ウィンコス premium とプレミアムプランのシルフィードを遮熱フィルムとして紹介させてもらっておりますが、スーパープレミアムプランとプレミアムプランでも性能には差があると考えております。また、最初にチョコが溶け出したベーシックプラン GYシリーズは、カーディーラーさんが、外注業者(主にオートガラス屋さん)に依頼して「IRカットフィルム」と注文しても、カタログ品番にIRの文字が付いているので、GRシリーズを貼られているケースは、多々あると思われます。
カーディーラーさんも分かっていないだけでわざとではありませんので、折角ご購入されるお車にどのようなカーフィルムが装着されているかは知っておいても良いのはないでしょうか。

後日談)スーパープレミアムプランは、スイッチOFF後にチョコが溶け出しました。熱吸収したガラスの熱が一番下がりにくかったのもスーパープレミアムプランでした。
主にスモーク系(着色フィルム)カーフィルムの遮熱性能を高めるには、フィルム表面のハードコート層に赤外線吸収剤が含まれており、この赤外線吸収剤が熱を吸収する事によって遮熱性能を高めています。IKC製のシルフィードウィンコのプレミアムフィルムは、赤外線吸収剤の性能は差で暑さの違いと共にチョコレートの融け方も変わったようです。赤外線の吸収力が高かったため、いつまでもガラスが熱がこもりスイッチがOFFになった後からチョコレートが溶け出したと推察します。余談ですが、熱吸収が高いといっても、普段使いのお車のガラスが熱を持ちすぎて割れたりする事はありませんのでご心配なく(笑)

更に暑くないカーフィルムとは)動画ではテストしてませんが、ミラータイプ(熱線反射フィルム)は、赤外線を吸収せずにポリエステル層に蒸着された金属膜が熱を反射するため、遮熱性能は更に高まります。サンルーフなどが、パノラマルーフなどといって開放感がましていけば、このような赤外線を反射してくれる性能のフィルムもお勧めですよ

詳しくは、フィルムの種類をご覧ください!