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カーラッピングでできる事/施工事例

商品の紹介

お車にラッピングフィルムを貼る事でカラーチェンジできるカーラッピング。

よく聞くけど実際どんなものなのか。どんなことができるのか、できないのか。
こちらの記事では事例も交えてご説明していきます。

カーラッピングとはどんなもの?

カーラッピングとは車に専用のフィルムを貼り、ボディのカラーチェンジを楽しむものです。同じ用途として比較される塗装とは違い、剥がすことができます。また、色だけでなく質感の変化も可能で、サテン、マットなど光沢がないものも人気です。

ボディ保護を目的としておりませんので、保護力は弱いですが、ちょっとした傷や紫外線からの保護にもなるので、剥がした際にボディを綺麗な状態に保つことができます。

ボディ全体のカラーチェンジはもちろん、部分的にアクセントで貼ることもできるので、オリジナルのオンリーワン車を作ることができます。

ラッピングフィルム材料について

カーラッピングの材料は、色々なメーカーが作っており、数百種類を超えるカラーが存在します。同じ色でも各メーカー若干異なりますので、サンプルを見てご希望のものを選んでいただきます。

メインの取り扱いメーカーは、3M・Avery・ORACALですが、ご希望があれば他メーカーの取り寄せも可能な限りご対応いたします。
ご希望内容によっては、こちらからおすすめメーカーを提示する場合もございます。

カーラッピングのフィルムは単色だけでなく、柄物もあり、カーボン調は人気商品です。
しかし、細かいパーツへの施工など、柄目が合わない際、作業をお受けできないケースもございます。

【参考資料】3Mカーラッピングフィルム

【参考資料】Averyカーラッピングフィルム

【参考資料】ORACALカーラッピングフィルム

このように、とても多い中から選んでいただくため、カーラッピングの施工依頼の際は、お車とフィルムサンプルを見ながら打ち合わせをしたいので、基本的にはご来店をお願いしております。

また、ボディの曲面にも対応できるよう、とても薄い素材なので、凹凸は貼っても隠れません。
そのため、塗装剥げなどの劣化隠しはできません。また、ツルっとしたボディに貼る用なので樹脂パーツなどは貼れない事が多いです。

その辺りも、実際に貼りたい箇所にフィルムチップを貼ってみて、貼れる貼れないの判断を取らせていただきます。

各パターンの施工事例

カーラッピングの説明をしておりますが、実際にどんなことができるのか?
今まで施工した実績を元に、人気のパターンをご紹介いたします。

パーツラッピング/ドアメッキモールブラックアウト

ウィンドウモールのメッキ部分を黒くしたい!というご希望が多数寄せられます。個人的にはメッキも素敵ですが、黒くすることで一気に引き締まった感が出てこれもまたかっこいいですね。

メッキを黒にしたいから、というケースと、欧州車によく見られるメッキモールの白濁を隠す目的のケースがあります。
凹凸がなければ、白濁していても貼れることが多いですが、状態の確認は必須となります。

施工後希望の方は、現車の確認もしくは画像の確認をお願いしております。

【関連ページ】施工事例ベンツGLS

パーツラッピング/ドアミラー

こちらも人気の施工。ドアミラーのみのカラーチェンジです。
アクセントとして良いですね。ただ、ミラーは曲面が強く、形状によっては施工が難しい場合がございます。

純正カラーで、ドアミラーの色が違うお車もありますよね。
気になるお車のカラーを模したり、オリジナルカラーにしたり。一部変えるだけで雰囲気変わりますね。

【参考ページ】施工事例GTR

パーツラッピング/ルーフ

これまたお問い合わせの多い、ルーフラッピング。
ドアミラー同様、純正カラーでルーフの色が違うツートンは素敵ですよね。

ただ、ルーフは紫外線の影響をとても受けやすい部分なので、お車が屋外保管だと特に思ったより劣化が早くなります。
ラッピングは思ったより高額になるケースが多いので、費用とどのくらい持つかご案内してご理解いただいてから作業いたします。

【参考ページ】施工事例フィアット500

ハーフラッピング

その名称通り、ボディの半分くらいのカラーチェンジをすることを、ハーフラッピングと呼びます。

こちらも純正カラーを模したり、オリジナルだったり。
ボディ全体をするより金額をおさえられ、イメージはガラッと変えることができますね。

【参考ページ】施工事例フェラーリルッソ

フルラッピング

ラッピングの中ではもちろん一番高額になるフルラッピング。

希望される方は、欲しかった色のお車を購入できなかったり、純正にない色を希望されたり様々です。
上のお車は、黒系のボディ全体にマジョーラフィルムを貼りました。

全体のカラー(デザイン)チェンジですので、別のお車になったくらいのイメージチェンジです。
飽きたら剥がすという選択も可能(貼った際の状態次第)なのが魅力ですね。

【関連ページ】施工事例フェラーリ

デザインラッピング

ボディ全体的に、デザインを入れる際に行うデザインラッピング。

ラッピングフィルムにデザインを印刷し、そのフィルムを貼っていきます。
データ作成や印刷など、様々な工程があるため、単色カラーの材料を貼るより高額になります。

まさにオリジナル、世界に1台の車の誕生です。広告効果も期待できますね。

【参考ページ】施工事例ハイエース

【参考ページ】施工事例86

剥がして元にボディカラーに戻すことができる

ボディのカラーチェンジと言えば、まず思い浮かぶのは「塗装」ですよね。今でこそラッピングフィルムも有名になり、塗装と比較して作業を決める方も多くいらっしゃいます。

ラッピングの一番のメリットはやはり「剥がせる」ということ。
塗装をしていると、査定額が下がってしまうこともございますが、ラッピングは元の状態に戻せるので、もしお車を手放すことになった時の、売却査定にも影響がございません。
愛車の価値を保ちながら、カスタマイズを楽しむことができる商品です。

ただ、そんな素敵な商品ですが、売却を考えていない&カラーチェンジの予定がない方は塗装の方が安くすむケースが多いので、塗装をおすすめすることもございます。お客様の利用頻度、保管環境、お車の乗り換えタイミングなど様々な情報を教えていただき、プロ目線で最良のご提案をさせていただきます。

例えば、「新車の状態で貼る」のと「経年車に貼る」のでは、剥離の際のリスクが違います。
貼って剥がせるがメリットな材料ですが、塗装状態によっては、剥離の際に塗装が一緒にとれてしまうこともありますので、要注意です。

また、再塗装された部分も処理方法によっては剝れる可能性がございますので、その辺りを事前にお伝えいただくようお願いしております。

カーラッピングの注意点

ラッピングフィルムの種類やメーカーによって差はありますが、当社が取り扱いしているメーカーのものであれば、耐久年数は2~3年と言われています。

紫外線による劣化が進みやすい材料の為、思ったより持たないのです。特にルーフやボンネットなどの、太陽光が長く多く当たる部分。そのような理由から、青空駐車の方には、残念ながら、あまりお勧めできません。(施工箇所にもよります)

【関連ページ】カーラッピングで後悔しないために

施工後について 

カーラッピングフィルムを長持ちさせるためには、日々のメンテナンスが大切です。
洗車の際は、高圧洗浄や強力な洗剤は避け、中性と柔らかいスポンジまたはマイクロファイバークロスを使用し、優しく洗うと良いです。
また、直射日光の当たる中で洗車すると、洗剤が洗車中に乾きやすく、フィルムに残ってしまうこともあるので注意です。
洗車後は水分を綺麗に拭き取る事で、シミができにくくなります。

駐車場は屋内もしくは屋根付きを使用し、直射日光に当たる時間を短くすることも長持ちには必須。

施工面が汚れたときは、早めに綺麗にすると汚れがフィルムに定着することを防げます。放置してしまうことは、フィルムにとって悪影響です。

このように、色々お伝えしてきましたが、カーラッピングはずっと綺麗な状態を保つことが難しい商材なので、やはり定期的に貼り替えるなど、劣化が進む前に剥がすことが必要となってきます。劣化が進んでしまうと剥離がどんどん難しくなってくるので、長くお車を保持する方は、劣化が進む前にご相談ください。

カーラッピングの注意点をたくさんお伝えしたので、マイナスイメージが強く感じたかもしれませんが、取扱いについて理解していただけるととても魅力がたくさんの商品です。お客様のご希望・お車の利用環境による部分が多いので、まずは一度お問い合わせください。

【関連ページ】カーラッピングサービスページ