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新商品!IKCS高透明IRカットフィルムスーパーUV FGR-900UV

商品の紹介

IKCS製シルフィードの新商品FGR-900UVの取扱いを始めました。

フロントガラス用として高透明で発揮できる限界の性能を追求したカーフィルムです。
数値的には可視光線透過率87%、遮蔽係数0.8、赤外線99.7%カット。

性能のポイントごとに説明していきます。

お肌に優しい高領域UVカット機能

JIS S3107紫外線規格380㎚を上回る400㎚(UVA波長)まで紫外線をカット!

JIS規格のうちS3107は自動車の窓ガラスに用いる自動車窓ガラス用フィルムについての規定で、そこでの紫外線の定義は日射のうちUVB域(300㎚~315㎚)及びUVA域(315㎚~380㎚)の部分です。

積極的なUVカット商品「FGR-900UV」はフィルム・ガラス規定外の広領域400㎚まで測定して数値を出しております。

地上に届いている紫外線のうち、約90%はUVAと言われており、中でも380nm~400nmは皮膚深層部まで届く波長です。
つまり、表面のお肌の各層・表皮を通り抜けて、真皮まで届く紫外線なのです。
真皮まで届いてしまった紫外線はコラーゲンを破壊し、シワ、たるみなどの肌の老化の原因となります。

お肌に特に影響を与える広領域紫外線をしっかりカットすることで、身体とお肌を守ります。

UV-A(波長315~400nm)

UV-Bよりも有害ではありませんが、長時間浴びると健康への影響がでるといわれています。

UV-B(波長280~315nm)

日焼けや皮膚がんの原因といわれています。肌を赤くして炎症を引き起こします。

 

車内は紫外線の影響を受けずらく感じるかもしれませんが、紫外線は窓ガラスを通り抜けて車内に入ってきます。
紫外線は目に見えないので、気づかぬうちに影響を受けているのです。

お肌だけでなく、シートなどの内装へのダメージも与えます。

お肌に関しては、日焼け止めや衣類で防ぐこともできますが、面倒だったり完全でなかったりしますよね。

紫外線は暑い夏に時期だけでなく、一年中降り注いでいます。
晴れの日のみならず曇りの日も、雲を通り抜けて地上に届きます。

シルフィードの従来の製品FGR-500も紫外線99%カットですが、FGR-900UVはそれ以上のカット率を誇ります。

 

UPF50+取得

UPFとは、衣類などの紫外線防止指数です。 紫外線の人体影響度の基準評価で、数値が大きいほど紫外線の影響を防ぎます。
最高値は50+、 夏の太陽光の下で、肌が赤くなりはじめる時間を約50倍以上遅らせてくれるという数値です。

FGR-900UVは最高値のUPF50+を取得しております。

余談ですが、日焼け止めなどに使われるSPFは、サン・プロテクション・ファクター(Sun Protection Factor)の略称。
SPF は、UVBのカット力を示しており、20分程度の間に素肌と比べて日焼けが始まるまでの時間を何倍に伸ばせるかの目安です。

SPFは肌に塗るものに使われるもので、フィルムなどには使用されません。

 

高遮熱機能

シルフィードの従来の製品FGR-500との数値を比較。

FGR-500 遮蔽係数0.89 赤外線カット率90% 可視光線透過率89%

FGR-900UV 遮蔽係数0.8 赤外線カット率99.7% 可視光線透過率87%

全てにおいて、性能が上がっていることが分かります。
ただ、その分可視光線透過率が若干下がるので、お車によっては貼れない場合がございます。

 

遮蔽係数とは

素のガラス(3㎜のフロートガラス)の状態を1.00として、太陽光線の流入熱量を表した数値です。
値が小さいほど遮熱性能が高い、ということを表します。

FGR-900UVはFGR-500に比べて0.09小さく、より遮熱性能が高いです。

 

フロートガラスとは

フロートガラス・透明ガラス・青板ガラス

別名「透明ガラス」と呼ばれる一般的なガラスの事です。
ガラスの基本はフロートガラスで、防音ガラスなどの特殊ガラスもフロートガラスから作られます。

 

フロートガラスの性能は、紫外線カット率35%、可視光線透過率91%。
フィルムを貼ってない状態でも紫外線は少しカットされています。ただ、65%は通過しているので、やはり対策は必要ですね。

可視光線透過率は91%、透明に見えるガラスでも、100%ではありません。
さらに、最近の車のガラスは性能が良くなっているからか、元々70%ギリギリの場合もあります。

透明のフィルムでも、貼ると数%数値が落ちるため、施工前でギリギリの際は作業ができません。
施工前の測定が重要となってきます。

可視光が低い高機能フロントサイドガラスには従来品のFGR-500施工で可視光70%以上を確保します。

 

赤外線カット率とは

赤外線とは、人間が感じる熱さが伝わる波長領域の事で、780㎚以上の光線を指します。
よって、赤外線カット率が高ければ高いほど遮熱効果がある、ということになります。

FGR-900UVはFGR-500と比べて、赤外線カット率も9.7%向上しており、大変優れた材料となっております。

 

1,220㎜幅で大型フロントガラスやサンルーフに対応可能

メーカーやシリーズによって若干狭かったり広かったりしますが、ウィンドウフィルムは1,070㎜幅位が多いです。

車、ガラスの進化と共にガラスのサイズが大きい車種が増え、材料幅が足りないケースが出てきました。

今までは、施工ができなかった部分にFGR-900UVの誕生により施工できるようになりました。

例えば、テスラモデルYのルーフ部分。
お問い合わせいただいた際にお断りとなり、暑さに悩むお客様の希望をかなえられなかった過去。今ならご提案できます。

サイズの問題で断られたことがある方!また相談お待ちしております。

 

気になる車検はどうなのか

高機能ガラス時代に貼りやすい製品として、メーカーは打ち出しています。

FGR-900UVは、高透明を維持しつつより高い遮熱性能を追求したフロントガラス用フィルム。
フロントガラス・運転席・助手席ではフィルム装着状態での可視光線透過率70%が保安基準で規定されています。

FGR-900UVの可視光線透過率は87%。フロートガラスに貼った場合、85%になります。
従来品のFGR-500を若干下回るものの、透過率が比較的高いフロントガラスでは多くの車に基準適合範囲内で施工できます。

先程も説明しましたが、ガラスの高性能化とともに可視光線透過率の低下が進み、フロントサイドガラスは透過率が70%ギリギリの車両が増加。

よって、その場合は、フロントガラスにFGR-900UV、サイドガラスにFGR-500といった使い分けをします。
保安基準の範囲内で効果的に暑さ対策・紫外線対策ができます。

また、ETCなど電子機器への電波干渉リスクも心配ございません。

実際のところ、車検に通るかどうかは、車検を対応する検査員(会社、店舗)の判断によります。
施工前に車検に出す先に確認をとるのも良い対策ですね。

そこを確認し、専用の機器で透過率を測定し、お客様のご希望に合わせて最良の商品を提案いたします。
まずは、お気軽にご相談ください。

 

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メーカー(IKCS)とユーチューバー車の大辞典cacacaさんのコラボ企画動画。
とても分かりやすく説明しています。良かったらご覧ください。