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カーフィルムの特性や性能の違い

お役立ち情報

まずはじめに、カーフィルムの効果として「紫外線カット」「プライバシー保護」「飛散防止」がございます。

こちらの3つは全てのフィルムに備わっております。

また、ほとんどのフィルムに紫外線カット効果があり、当社取扱いのフィルムは全てカット率99%以上です。

その他、メーカーによって「IRカット」すなわち遮熱性能が含まれるものがございます。
遮熱フィルムではないスモークフィルムも多少の遮熱効果はありますが、遮熱フィルムと比較すると遮熱性能はかなり劣ります。

貼りアップではいくつかのメーカーを取扱いしており、各メーカー遮熱性能やフィルムの構造などが異なります。
メーカー(シリーズ)によりプラン分けをしており、プランによって施工価格が異なります。

こちらの記事ではガラスやカーフィルムの性能、特性ついて説明していきます。

 

カーフィルム施工前のガラスの性質

車の透明なウィンドウガラスは、紫外線を60~70%ほどカットします。
そして着色ガラス(プライバシーガラス)であれば、カット率は10%ほど上がります。
ある程度の紫外線をカットしますが、完全に防ぐわけではないので、車に乗って紫外線を浴びれば日焼けします。

ただし車によっては紫外線カット率99%のガラスも選択できるようです。
ガラスの間に特殊な膜を挟んでおり、その効果でほぼ紫外線をカットします。

また、フロントガラスには樹脂フィルムの膜を挟んだ合わせガラスの使用が義務化されており、その膜が紫外線を100%近くカットします。

遮熱効果は通常ガラスに含まれておりませんが、遮熱ガラスとして販売されているものもあります。

 

カーフィルムの構造とタイプ

カーフィルムは大きく3つの層からできていて、それぞれ、ハードコート層、PETフィルム層、粘着層です。

製造方法の違いから「原料着色タイプ」「染料タイプ」「顔料タイプ」に分かれます。

 

 

●原料着色タイプ(当社コストパフォーマンスプラン以外)

染料によって均一に着色されたPET樹脂を使用し、高い透明度と耐久性を両立しています。
製造前から着色されているフィルムを使用しているので、経年変化による変色が極めて少ないです(色が抜けにくい)

施工時の濃度を長期間維持することが可能な高品質カーフィルムです。

紫外線を受けてもその影響がカーフィルムに反映されにくいものです。費用対効果の点から見てもおすすめです。

 

●染色タイプ(当社コストパフォーマンスプラン)

元々透明なPETフィルム層を染料によって着色する製造方法です。
着色剤がPETフィルム層内にあるので、色の差が生じることがあります。

 

●顔料タイプ(当社取扱いなし)

透明なPETフィルム層と粘着層の間を顔料インクでコーティングする製造方法です。
PETフィルム層と粘着層で顔料インクを挟む形になるので、原料着色タイプと比較すると透明感は少し劣ります。

 

他にもカーショップなどでも安く販売されている色糊(いろのり)タイプがあります。
その名の通り色を糊に混ぜ込んでいるもで、PETは透明のままで、色の違いは糊に混ぜるインクの量で調節するというものです。
PETを染める工程が無い分 低コストで製造できます。退色が早く、1年たらずで透明に近くなるモノもあります。

 

カーフィルムの寿命

紫外線カット効果の寿命は5年程度と言われています。
5年を経過すると、徐々にカット率が下がってくるので、5年以上長期で乗る場合は貼り替えた方が良いかもしれません。

また、IRカット率も年数ともに下がると言われていますが、体感でわかるほどいきなり下がることはありません。

見た目の劣化がない以上、貼り替えを検討する方は珍しく感じます。
見た目の劣化については、選択されるものによりますが、当社で取り扱っている製品は長持ちします。

性能面で徐々に劣化が進みますが、見た目の面で考えると車の買い替えのタイミングの方が早いケースが多いでしょう。

 

最後に

カーフィルム施工を検討する際に、気になるのが選び方だと思います。

各メーカー様々な濃さのものがあったり、何が違うのかわかりづらいですよね。

そちらに関しては以前にアップした記事にまとめております。

【関連記事】カーフィルムの選び方とポイント

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