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テスラモデルY ガラスについての説明 福岡のカーフィルム専門店

お役立ち情報

テスラモデルY カーフィルム施工のご依頼いただきました。
初入庫です。

今回のご依頼はフロント3面+リア全面へのカーフィルム、サンルーフへの施工はありませんでした。

フロント3面は透明の遮熱フィルム
リアは全体的に透過率7%(結構濃い)の遮熱フィルムを施工いたしました。

リアは透明も作業可能ですが、より遮熱効果を高めるためにスモークタイプがおススメです。
施工前に元々のガラスの性能を測定し、どのフィルムを貼ると最適かお伝えしております。

施工時のデータをまとめてみました↓↓

施工前・施工後の3つの数値

上の機材は「スプリットトランスミッションメーター」
①可視光線透過率②赤外線除去率②紫外線除去率の3つを同時に測定できます。
こちらを使用することで、よりお客様へわかりやすくご案内ができます。

サンルーフ測定結果

◎VLT・・・可視光線透過率
◎IRR・・・赤外線除去率(IRカット率)
◎UVR・・・紫外線除去率

テスラモデルY測定結果

施工前と施工後を比べていきます
まずはフロントガラス

 

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紫外線除去率は元々100%でした。注目は赤外線除去率。
77%だったのがフィルムを貼った事で88%に大幅UPしております。
透明で見た目はかわりませんが、きちんと効果発揮しております。すごい!

続いてフロントサイドガラス

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こちらも紫外線除去率は100%
元々のガラスもかなり優秀ですよね!後程説明をのせていますが合わせガラスの効果でしょう。
可視光線透過率は透明のフィルム施工ですが、数%落ちています。
赤外線除去率はフロントガラス同様10%程度UPし91%に!かなり暑さ軽減効果があるのではないでしょうか??

紫外線除去率は元々100%ですが、フィルムを貼ることでより紫外線カットできているのでは?と個人的には思います。測定結果ではそこは見えないので残念ですね~。女性は特に日焼けを気にして手袋をしたりする方が多いので、こうして100%の結果を見るだけでも安心できるはず。

最後にリアサイドガラス

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施工したのはシルフィード SC-7008 可視光線透過率7%の遮熱フィルムです
リアサイドは元々プライバシーガラスなので重ねて貼ると透過率1.9%に!!
赤外線除去率はやはり10%UPしております。見た目も暗くなおかつ暑さも防ぐ万能フィルムですね!

今回施工しなかったルーフの数値

なんと!可視光線透過率0% 赤外線と紫外線除去率100%
つまり元々かなり暗くて暑さと紫外線を防ぐ性能がガラスに含まれているということ。
すごいです!

 

施工後の外観はこんな感じになりました

サイド

リア

テスラモデルY

【関連記事】テスラモデルY カーフィルム施工事例

モデルYはサイドも合わせガラス

先程若干触れましたが、モデルYは運転席・助手席+リアサイドガラスは合わせガラスでした。
フロントガラスは合わせガラスが義務づけられていますが、通常他の部分は耐久性が高い強化ガラスを使用することが多いです。
(サンルーフとリアガラスは未確認)

ガラスの強度は増しますが、総重量は増えるので電気自動車に採用するのはどうなの?
と、ちょっと気になるところです・・・

「合わせガラス」「強化ガラス」について

〇合わせガラス

2枚のガラスの間に中間膜と呼ばれる透明樹脂フィルムをはさんで貼り合わせた3層構造のガラス
強い衝撃を受けてもヒビが入るだけで視界を大きく妨げず、砕け散ることもありません。
飛び石等でガラスが割れても表面のガラスが割れた場合でも、内側のガラスは割れません。

事故の際に体などが衝突しても、中間膜が衝撃を吸収するため大けがが起きにくい安全なガラス、窃盗目的でガラスを割って侵入されたりすることも難しくなっています。中間膜の効果として紫外線や赤外線をカットしたり、静音性を高めたりします。

欠点としてコストが掛かりその分車両価格が高くなるのでフロントガラス以外には使用されていない場合が一般的です。

〇強化ガラス

衝撃を打ち消す特性をつけたガラス
衝撃抵抗が普通の同厚ガラスの3〜5倍と、割れにくいのが大きな特徴で、急激な温度変化にも強く、170℃ぐらいまで耐えられます。強い衝撃が加わると網目状の亀裂が入り粉々に砕け散り、破片は角のない粒状となり、ガラス片によるけがのリスクが減少します。

 
テスラモデルYのサイドにも使用されている合わせガラスですが、割れた時に飛び散らないなど安全性が強化ガラスよりも勝るため、高級車ではフロントガラス以外のドアガラスやリアガラスにも合わせガラスを採用している事が実は以前からあったようです。例えば、ベンツSクラスやアウディA8、BMWなど・・・
ここ最近は室内の静粛性を高める目的か、マツダCX-5やCX-8のフロントサイドガラスに合わせガラスが使用されています。

モデル3と比較

モデルYが発売される前はモデル3の施工依頼、お問い合わせがメインで、今回のモデルYと比べて暑さがとても気になるとの意見が多かったです。モデル3が合わせガラスだったか不明なのですが、実際に車両重量と航続距離を比較してみます。

モデル3 車両重量1,850㎏ 航続距離605㎞
モデルY 車両重量2,000㎏ 航続距離595㎞

ガラスだけの問題ではないと思いますが、モデルYの方が重く走行可能距離が若干少ないです。
モデルYの施工事例が少ないのでなんとも言えませんが、今回のお客様のお話を聞く限りモデル3よりガラスの性能は上がっている気がします。

 

以上、今回の施工についてのまとめですが、詳しくはプロの目線を持つ施工スタッフに是非お問い合わせください!
不在のこともありますのでご来店時の際は事前にお電話お願いしております。

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