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こちらの記事は、検索されるキーワードで多かった「カーフィルムの寿命」についてまとめています。
カーフィルムの寿命に関しては、2つの考え方がございますので、分けてご説明していきます。
目次
まずひとつ目。お客様の愛車は、何年間お使いになられますか?
一般社団法人日本自動車工業会の2021年度市場動向調査の によると、保有期間は平均7.1年で、10年超が2割強を占める、と報告されています。
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保有期間が7年以内であれば、フィルムの寿命はそんなに気にしなくていいのではないかと思います。
なぜなら、当社でおすすめしているメーカーの商品で施工した場合、7年間でカーフィルムが劣化することは、可能性として少ないからです。
カーフィルムにはたくさんの製品があり、熱吸収タイプで車内の熱の流入を抑える働き持つ製品が、機能性の高い良品とされております。近年のカーフィルム市場において、遮熱効果の高い良品なフィルムに関心を持つお客様が多いです。
当社では、コボテクト・ウィンコスのプレミアムシリーズ・IKCSのシルフィード・ブレインテックの製品などをおすすめしております。
製品によって耐候性は異なりますが、メーカーの見解として耐候性を謳ってくれているところは大雑把にいうとありません。
では、そのような製品の寿命を考えると、施工する会社が、何年間製品保証をつけるかだと考えています。
先程ご紹介した製品は、当社では4年保証としております。
創業26年になりますが、今まで製品の劣化で対して保証内で対応したことはございません。
ただ、フィルムの色あせにはやはり注意が必要です。フィルムを選ぶ際に、色あせしにくい製品を選ぶことが重要です。
カーフィルムは、ポリエステルで作られ、ガラス側に糊、反対側にハードコート層がコートされ赤外線吸収剤が含まれていて暑さの軽減を出来ています。
大きく分けて2種類あります → ①原着フィルムと②染色フィルム
原材料をシートに製法する前に着色させ、ポリエステルに色を付けるプロが使用するフィルムです。
透明のポリエステルフィルムを溶剤で染色させたものです。因みに、染色フィルムをプロが使用する場合もありますが、リアガラスの局面が著しく一枚貼り成形を行う場合、熱形成部分の色飛びの可能性があるので、車種によってフィルムの選択が重要です。
耐候性を考えると(透明感もに関しても同様)①の原着フィルムを選ぶことをおすすめします。
次にふたつ目。これは、経験値による私見ですが、過去欧州車に装着されたフィルムの糊の劣化の相談を受ける機会が良くありました。
理由は、国産車に比べ紫外線カットなどの機能性ガラスでないガラスが多いためフィルムのダメージが大きいと考えています。
但し、近年の欧州車などの高級車に関しては、側面のガラスは、強化ガラスでなく合わせガラスになっているため、高機能でフィルムにかかる負担がなく、劣化しにくいと思います。
また、保管環境や使用頻度、使用状況によってカーフィルムの寿命に影響が出てきます。
普段から愛車に乗る機会の多いお客様や保管場所が屋内駐車場のお客様は、フィルムの寿命は長く保たれやすいです。
逆に走行距離が短く屋外駐車場で保管される方や、一定方向から日差し(西日)を浴びる場所に駐車しっぱなしの場合、劣化が進む事が考えられます。
フィルムが一番最初にダメージを起こすのは糊の部分で、この糊の中に紫外線吸収剤が含まれます。
光によって物が劣化する要因の6割は紫外線が原因の為、日差しの浴び方により、劣化の進行に差が出てきます。
上記で説明したように、カーフィルムの寿命と言っても、はっきり何年です、とはお伝えしずらいものです。
お客様のお車の保管の仕方、フィルムの性能、ガラスの性能など、寿命にかかわってくるものがたくさんあります。
しかし、お車の平均保有期間約7年間のうちにフィルムが劣化してしまう事は、可能性としてかなり低いです。
また、3~4年間の保証期間を設けておりますので、厳選した材料を使用しておりますので安心してご依頼いただければと思います。
当社では、お客様にとって最良の商品を提供するという考えでサービスを提供しています。
施工依頼をしたい時には、お気軽に相談してください。
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