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カーフィルムにはスモークが薄いもの、濃いもの、透明と様々です。
取扱いしているスモークタイプのカーフィルムは濃いもので透過率3%、薄いもので透過率70%以上。
数字が小さいほど濃い(黒に近い)フィルムです。
今回は、透過率が車検にどう影響が出るのか事例を交えて説明していきます。
目次
フロントガラスと運転席・助手席ガラスは(フロント3面)保安基準として「透明で可視光線透過率が70%以上」となっており、スモークタイプの施工は薄いものでもNGです。
透明タイプは数値では透過率89%となっており、透明といえ100%ではありません。よって、ガラスに貼る事で数値が数%落ちます。
そのため、元のガラスの透過率が70%ギリギリだった場合、貼る事で下回るので施工ができないといった判断となります。
専用の透過率測定器を使用して、施工前施工後に測定しております。
フロント3面以外のガラス(後方全面ガラス)に関しては数値の規制がないので、真っ黒のフィルムを施工しても問題ありません。
たとえば、ウィンドウ用のフィルムではなく、カッティングシートなどで目隠しをしてしまっても車検には通ります。
ただ、内側から全く見えなくなると運転するときに障害となる可能性は高いですね。
よって、内側からの視認性が良いウィンドウフィルムをおすすめしております。
同じフィルムを貼ったとしても元々のガラスの濃さ(プライバシーガラス、ソフトプライバシーガラス、透明ガラス)によって最終仕上がりの濃さは異なります。また、ボディ色や形状(セダンタイプ、ボックスタイプ)などでも見え方が違ってきます。
実際に貼った事例をもとに、比較していきます。
プライバシーガラスに重ねて貼りました。
内側からもかなり暗くなります。本当に真っ黒にしたい方向けの濃さです。
外から見て暗くしたけど、内側から見えなくなるのが気になる方は(プライバシーガラスで)おすすめできません。
【参考ページ】レガシィB4 プライバシーガラスに3%のフィルムを貼った事例
まずはプライバシーガラスに重ねた場合。貼ったフィルムは透過率8%です。
後ろからの見え方 かなり暗くなります
サイド 背景が透けていたのがほとんど見えなくなりました
内側から 違いがはっきりと出ています
光の入る具合で見え方は変わってきますが、かなり黒に近い仕上がりとなりました。
【参考ページ】ワゴンR プライバシーガラスに5%のフィルムを貼った事例
続いて・・・透明ガラスへの施工の場合
反射してわかりずらいですが、全体的に見えずらくなります。
セダン車はリアガラスが寝ているので、ボックスタイプの車より暗く見えやすいです。
サイドは2枚のガラスが重なるので後ろからより濃い仕上がり。
フロントサイドと比べると違いがわかりやすいです。
内側から。先程のプライバシーガラスに重ねた事例と比べると、内側からの見た目は薄く感じますね。
【参考ページ】アクシオ 無着色ガラスに8%のフィルムを貼った事例
プライバシーガラスに重ねて15%のフィルムを貼りました。
3%や5%に比べると後ろからの見た目が薄くなります、サイドはかなり暗く見えます。
暗くしたいけど、真っ黒にはしたくない、内側からの見え方が少し気になる、という方へおすすめ。
【参考ページ】タンク プライバシーガラスに13%のフィルムを貼った事例
プライバシーガラスに重ねて貼りました。
少し暗くしたい方へおすすめの濃さです。
プライバシーガラスだけだと物足りない方、遮熱目的なので濃さはそこまで求めていない方など。
【参考ページ】ムーブ プライバシーガラスに30%のフィルムを貼った事例
こちらは透明ガラスへ透過率30%のフィルムを施工した事例。
透明への施工なのでわかりやすいですね。サイドを施工前施工後見ると良くわかります。
【参考ページ】トコット 無着色ガラスに30%のフィルムを貼った事例
上記の事例からもわかりますが、同じ濃さのフィルムを貼ったとしても車によって見え方が違います。
施工事例を参考にする際は、ご自身のお車と同じようなタイプのものを見るとよりイメージがつかみやすいです。
とはいっても、決めるは難しいですよね。
最近ではドライブレコーダーを装備している方も多いのでそこの映りも気になるでしょう。
貼りアップではいろいろなアイテムを使用してお客様の希望に合ったフィルムをチョイスします。
迷っている方は是非一度ご来店ください。プロの視点からベストな施工をご提案いたしますよ。
お待ちしております。
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