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ラッピングフィルムとプロテクションフィルムどちらが適しているのか?と迷うことがあると思います。
どちらも車のボディやパーツに貼るフィルム。そもそも何が違うのか?
そこで目的や特性の違いを施工事例共にまとめました。
目次
ラッピングフィルムは車のボディやパーツの色を変えるものです。
材質はポリ塩化ビニルで、厚みは各メーカーや種類に異なりますが、0.08mm ~ 0.18mm前後。また基本的エアレス(エアー抜け性/バブルフリー)の機能があり、施工性、再剥離性に優れ、高い柔軟性により曲面にも貼りやすくなっています。
カーラッピングフィルムの寿命は、高品質のフィルムでも最大 3年程度と言われています。一般的には2年~3年で寿命を迎えてしまいます。日々の保管状況(駐車状況)や使用頻度、メンテナンス状況により大きく差が出てきます。
特に紫外線の影響を受けやすいので、屋根のないパーキングを日常的に使用される場合、寿命は極端に短くなります。
またあまり良品でない安価なカーラッピングフィルムはより寿命は短くなります。
貼りアップでは主にAvery DennisonとORACALを使用しますが、他メーカーも仕入は可能です。
万が一フィルムに傷がついた場合、補修はできないので貼り替えることになりますが、部分的に貼り替えると、他の部分のフィルムが劣化してる場合は、貼り替えた部分が目立ってしまう場合もあります。
塗装と比較した際、金額は高くなることが多いですが、塗装でのカラーチェンジによる売却査定額への影響を心配される方におススメです。
↑ こちらは黒のボディからマジョーラカラーへのチェンジでした。
このようにボディ全体をフィルムで覆うため保護にもなりそうですが、元々カラーチェンジの為のフィルムであるため、ボディの保護や傷の防止などを主たる目的とはしていません。ただ、カーラッピングを施工すると、ボディはフィルムで包まれ、ラッピングフィルムが汚れを受け止めるのは事実です。
しかし、ラッピングフィルムは薄く傷が付きやすいので、飛び石などから守ることは期待できません。
部分的なイメージチェンジ、アクセント効果を目的としています。
↓ メッキ部分のブラックアウト
メッキの状態でも素敵ですが、全体的に黒感が増しとてもかっこよいですね!
パーツによっては作業できない事もあります。特に樹脂パーツは貼り付きが弱いためできません。
先程、耐久年数が2~3年と説明しましたが、紫外線の影響を受けにくい部分は比較的持ちが良いです。
(地面に対して垂直な部分。ボディのサイドなど)
施工から約4年経過し、劣化が目立つため新しく貼り替えました。
↓
ストライプはナイフレステープを使用してラインを作っています。
このようにラッピングフィルムでデザインをすることできます。
プロの技術でフィルムを操り厳しい曲面にも施工を行うことが可能です。(限界はあります)
【参考ページ】アルファロメオ4C デザインストライプラッピング施工
インクジェットプリンターで印刷したラッピングフィルムを施工することで様々なデザインを表現出来ます。
ルーフ部分にインクジェット印刷のラッピングフィルムを施工しました。
ストライプ以外にもキャラクターや、法人車両であれば車全体に広告を貼る事も可能。
剥離して元の状態に戻せるので、リース車両の残存価格に影響を与えることはありません。
プロテクションフィルムは塗装(ボディ)を保護するためのフィルムで、透明のグロスやマット、他スモーク、カラータイプもございます。
一般的なプロテクションフィルムは、厚みが 約0.15㎜の高品質ポリウレタンで、透明度、柔軟性、伸縮性が高く曲面に対する施工性に優れています。また柔軟さにより飛び石等の衝撃を吸収し、ボディへの影響を防ぎます。(低価格商品に関しては、そこまでの効果が期待できない場合がございます。)
施工することで走行時の飛び石、虫の死骸、鳥の糞、樹液等から塗装面を保護してくれます。
しかし、汚れたまま放置してしまうとフィルム自体に定着し、取れなくなるため定期的なメンテナンスは必要です。
また乗車時や荷物の出し入れによるちょっとした擦りキズ、ドアパンチ等、日常的に発生しやすいキズに対しても有効です。
フィルム自体に自己修復機能があるので、えぐれるような深いでなければ太陽光の熱により自動で綺麗な状態に戻ります。
ドアパンチについては、自分が加害者になってしまう場合にも役立ちます。
(ドアエッジにプロテクションフィルムを貼ることで、若干クッションなる。)
プロテクションフィルムは紫外線に強く劣化や白濁もしづらく、耐久年数は5年程度です。
ラッピングフィルムに比べて長く持ちますが、同様に使用状況により長くも短くもなります。
透明のグロスタイプを施工。見た目は変えずにお車を守る!フロントバンパー・ボンネット・左右フロントフェンダー・左右ミラー・左右ヘッドライト・左右Aピラーを貼りました。
フロントフル(フロントセット)は飛び石を受けやすい前部分を全体的に守る目的の施工です。
フロントだけでなく、ボディ全部に貼る「フルプロテクションフィルム施工」も可能です。
【関連ページ】BMW X4 フロントフルプロテクションフィルム施工
内容にもよりますが、4万円~5万円前後で施工できる人気のプランです。
飛び石などでパーツ交換となると数十万かかるケースも珍しくありません。
ヘッドライトは劣化すると白濁しやすいので、綺麗な状態で行うのがベスト。
もし白濁している場合は、まず研磨を行ってから貼りに進みます。
透明で見た目を変えずに保護するのも良いですが、スモークタイプでかっこよく進化させるのも素敵ですよ。
スモークタイプを貼るとこんな感じに仕上がります。
ボディ色やライトの形状、貼るフィルム(スモークタイプも数種類あります)で見え方は異なりますが、少し色が入ることで引き締まりますね。
【関連ページ】マークX ヘッドライトプロテクションフィルム施工
白ボディは透明で見た目変えずに綺麗さを保つのも良い!
【関連ページ】マセラティ クアトロポルテ ヘッドライトプロテクションフィルム施工事例
プロテクションフィルムで、色付きのものもございます。車の保護に加えて、ラッピングフィルムのようにイメージチェンジができる優れものです。
ラッピングフィルムより厚みがある為、パーツによっては作業できない箇所もございますが、劣化が進むのが早い部分やステップなど、傷が入りやすそうな箇所に貼れると良いですよね。各メーカーどんどん種類が増えてきています。
高機能なので、金額は高くなってしまいますが、費用対効果等を考え、最適なご提案しております。
こちらはステップパーツのメッキ部分のブラックアウトを黒色のプロテクションフィルムで行った事例。
ステップは靴底が確実に接触するため、擦過に強いプロテクションフィルムが最適です。
【関連ページ】メルセデスベンツゲレンデ ステッププロテクションフィルム施工
最近ではメッキモール等への施工希望も増えてきております。特にメルセデスベンツやBMWの外車が多いですね。
こちらも目的や形状によってご提案する商品が変わってきます。
「したいことはわかるがそれがどの商品なのか分からない」そんな時はまずお問い合わせください。
様々な知識を持った専門スタッフがお客様に最適な商品をご提案いたします。
場合によっては作業できないものもございますが、そこはご了承ください。
お気軽にお電話、メールお待ちしております。
【関連ページ】プロテクションフィルム商品ページ
プロテクションフィルム施工事例ページ
ラッピングとプロテクションの違い
ヘッドライト劣化防止にプロテクションフィルム
ヘッドライトにプロテクションフィルムで黄ばみ対策
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ウィンドウモール(メッキ)ブラックアウトについて
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